東京都公文書館における保存閲覧に関する研究会報告書
「情報公開時代の公文書像~情報リサイクルのあり方~」

平成13年6月21日

1 経緯

東京都公文書館における保存閲覧に関する研究会報告 表紙

平成11年の情報公開法の成立を契機に、国や地方公共団体においては、公文書等の適切な保存の必要性から、歴史資料の保存機関である公文書館に対する認識や期待が一層高まりつつあります。

このような情勢を背景として、東京都公文書館において、平成12年1月1日に施行された東京都情報公開条例に基づく新たな情報公開制度に適切に対応し、また利用者サービスを一層充実していくため、外部の委員をメンバーとした研究会を設置し、平成12年9月以来4回にわたり検討を行いました。

2 報告書のポイント

(1)基本的考え方

ア 東京都公文書館における閲覧は、歴史資料を一般に公開するもので、東京都情報公開条例における開示とは性格が異なったものとして位置付け、利用者に一層開かれたものであるべき
イ IT化に的確に対応し、より質の高いサービスの提供に努めることが急務

(2)保存・閲覧等に関する主な方策

収集・保存、閲覧、利用サービスのあり方について、具体的に提案しています。

3 今後の対応

今後、本報告書の主旨を踏まえ、東京都公文書館が中心となって、対応策を検討し、可能なものから、一部年度内を含め、順次実現を目指していきます。

4 研究会委員名簿

座 長 多賀谷一照 千葉大学副学長
副座長 小川千代子 国際資料研究所代表
委 員 安藤正人 国文学研究資料館・史料館教授
委 員 中井一平 読売新聞社編集局社会部次長
委 員 中野目徹 筑波大学助教授
(敬称略)
オブザーバー 独立行政法人国立公文書館
東京都総務局文書課 東京都生活文化局情報公開課
(敬称略)

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