東京府組織の変遷 明治元年~明治18年:1868-1885

【凡例】 明治前期の東京府組織沿革について

 明治前期(明治元年~18年)の東京府組織沿革については、『東京府史 行政篇 第一巻』(東京府、1935年)による整理を、以下の諸史料(括弧内は請求番号)によって再検討するという方法をもって跡づけました。

 当該期にあっては東京府の組織も目まぐるしく変遷している上、史料によって組織等の記述がまちまちであることも珍しくありません。そのため、以下では典拠した史料名を付記するとともに(典拠史料が複数ある場合は、複数史料の情報を総合したことを示す)、矛盾した記述や、編者による判断等は「※」印を付して注記しました。また、旧暦下の明治5年までは西暦を併記しました。

目次

【凡例】明治前期の東京府組織沿革について

明治元年  明治2年   明治3年   明治4年   明治5年
明治6年   明治7年   明治8年   明治9年   明治10年
(明治10年 詳細)     明治11年  明治12年  明治13年
明治14年  明治15年  明治16年  明治17年  明治18年
(明治18年 詳細)

* 出先機関については、年次の後ろに「詳細」とある項をクリックすると、『東京府職員録』をもとに作成した東京府庁(係を含む)、支庁、病院、美術館、事業所、試験場、府立学校等の一覧が表示されます。

明治元年

慶応4年7月17日/1868年9月3日(布告)(※『草稿』による)

「東京府」を置く。

慶応4年9月2日/1868年10月17日(東京府職制)(※『章程』『提要』による)

府庁を開き、事務を施行する。庁中の分課を次のように定める。

「市政局
聴訟方、断獄方、庶務方、社寺方、出納方、記録方、捕亡方、匠作方、人馬方
司農局(※郡政局ともあり)
租税方、庶務方、営繕方、駅逓方、記録方
  員外(執次、使丁、門番)」

明治元年9月26日/1868年11月10日(※『史料』による)

「商法局」を置く(東京府と会計官の両管)。

明治元年10月25日/1868年12月8日(達)(※『庁中達』による)

商法局を会計官の専管とする。

明治元年12月25日/1869年2月6日(行政官より東京府へ達)(※『庁中達』『史料』による)

鉄砲州の外国事務局を東京府に移管し、「東京運上所」と改める。

明治2年

明治2年2月29日/1869年4月10日(達)(※『史料』による)

庁中の分課を次のように定める。

「訴訟方
記録方
選要掛、録事掛、名籍掛
監察方
郡政方
社寺方
検例方
常務方
上水屋敷改
囚獄長
出納方
橋々掛
町会所掛
消防方
当番所詰
小監察
下目付
員外(応接方、臨時仕法方、書記)」

明治2年3月5日/1869年4月16日(※『史料』による)

「訴訟局」を置く。

明治2年3月10日/1869年4月21日(達)(※『史料』による)

「取調掛」を置く(癸丑〈1853年〉以来憂国死節及び幽囚沈淪の者取調のため)。

明治2年3月23日/1869年5月4日(達)(※『史料』『提要』による)

「開墾掛」を置く。

明治2年4月17日/1869年5月28日(常務方へ達)(※『章程』による)

「橋々掛」を廃止し、その事務を常務方に引き継ぐ。

明治2年7月21日/1869年8月28日(東京府職制)(※『史料』『提要』による)

庁中の分課を次のように定める。

「訟獄局
聴訟掛、断獄掛、囚獄掛、徒刑場掛、捕亡掛
常務局
戸籍地図養老賞典掛、社寺掛、上水屋敷改掛、船改掛
物産局
救育所掛、町会所掛
郡政局
出納局
運上所
史生
員外(給仕、府掌、使部)」

明治2年8月1日/1869年9月6日現在

訟獄局
聴訟掛、断獄掛、囚獄掛、徒刑場掛、捕亡掛
常務局
戸籍地図養老賞典掛、社寺掛、上水屋敷改掛、船改掛
物産局
救育所掛、町会所掛
郡政局
出納局
運上所
史生
員外(給仕、府掌、使部)

明治2年8月25日/1869年9月30日(※『史料』による)

物産局に「撫育科」「開墾科」「御林科」を置く。

明治2年9月24日/1869年10月28日(達)(※『史料』による)

常務局に「消防掛」を置く。

明治2年10月15日/1869年11月18日(※『提要』による)

「日誌掛」を置く。

明治2年11月15日/1869年12月17日(※『提要』による)

「府兵掛」を置く。

明治2年11月20日/1869年12月22日(達)(※『史料』による。『提要』には19日とあり)

「編修局」を置き、「日誌掛」を廃止する。

明治3年

明治3年1月6日/1870年2月6日(※『東京府史 行政篇 第一巻』による)

「貫属掛」を置く。

明治3年3月24日/1870年4月24日(※『諸事留』による)

常務局の「上水屋敷改掛」を「邸宅掛」に改める。

明治3年5月25日/1870年6月23日(※『提要』による)

訟獄局を分かち「聴訟局」「断獄局」の二局を置く。

明治3年6月2日/1870年6月30日(達)(※『庁中達』による)

「監察局」を置く。

明治3年7月失日/1870年7月28日以降(東京府職制)(※『章程』『史料』による)

庁中の分課を次のように定める。

「訟獄局
聴訟掛、断獄掛、検例掛、訴訟掛
常務局
庶務掛、貫属掛、邸宅掛、戸籍掛、消防掛、町会所掛、川船掛
府兵局
郡政局
監察局
物産局
三救育所、開墾掛、授産掛
出納局
編修局
書記局
属局
東京運上所」

明治3年8月1日/1870年8月27日現在

訟獄局
聴訟掛、断獄掛、検例掛、訴訟掛
常務局
庶務掛、貫属掛、邸宅掛、戸籍掛、消防掛、町会所掛、川船掛
府兵局
郡政局
監察局
物産局
三救育所、開墾掛、授産掛
出納局
編修局
書記局
属局
東京運上所

明治3年8月失日/1870年8月27日以降(常務局職制)(※『史料』による)

常務局の分掛を次のように定める。

「常務局
戸籍掛、邸宅掛、川船掛、消防掛」

明治3年9月1日/1870年9月25日(※『提要』による)

「物産仕法掛」を置く。

明治3年9月29日/1870年10月23日(※『史料』による)

「会議掛」を置く。

明治3年12月失日/1870年1月21日以降(※『史料』による)

「会議掛」を廃止する。

明治4年

明治4年2月5日/1871年3月25日(東京府職制)(※『章程』による)

庁中の分課を次のように定める。

「常務局
貫属掛、市井掛、社寺掛、郷村掛、邸宅掛、営繕掛、戸籍掛、川船掛、改正調掛
断獄局
聴訟局
検例掛、訴所掛
府兵局
監察局
物産局
三救育所、開墾掛、授産掛、物産仕法掛
消防局
町会所
運上所
出納局
書記局
編修掛、庁掌
府学」

明治4年5月30日/1871年7月17日(府兵局/消防局へ達)(※『史料』による)

「消防局」を「府兵局」に合併する。

明治4年6月3日/1871年7月20日(物産仕法掛/町会所へ達)(※『史料』による)

物産局の「物産仕法掛」を廃止し、その事務を町会所に引き継ぐ。

明治4年6月17日/1871年8月3日(検例掛へ達)(※『庁中達』による)

聴訟局の「検例掛」を「校律掛」に改める。

明治4年7月30日/1871年9月14日(監察局へ達/書記局より各局へ達)(※『史料』による)

「監察局」を廃止する。

明治4年8月1日/1871年9月15日現在

常務局
貫属掛、市井掛、社寺掛、郷村掛、邸宅掛、営繕掛、戸籍掛、川船掛、改正調掛
断獄局
聴訟局
校律掛(M4.7.17)、訴所掛
府兵局
物産局
三救育所、開墾掛、授産掛
町会所
運上所
出納局
書記局
編修掛、庁掌
府学

明治4年8月9日/1871年9月23日(達)(※『史料』による)

「物産局」及び「郷村掛」を「市井掛」に、「営繕掛」を「邸宅掛」に、「校律掛」を「断獄掛(局)」に、「編修掛」を「書記掛(局)」に各々合併する。また局名を廃止し、各掛の列次を同一にする(※以降、分課掛の変遷に混乱あり)。

明治4年8月13日/1871年9月27日(※『東京府史 行政篇 第一巻』による)

家業取調町会所授産場及び救育所を常務局(掛)の分課とする。

明治4年8月18日/1871年10月2日(川船掛へ達)(※『史料』による)

「川船掛」を「船改掛」に改める。

明治4年8月19日/1871年10月3日(太政官より東京府/司法省へ達)(※『職制』による)

捕亡・囚獄・徒場の事務を東京府に移管し、代わって聴訟・断獄の事務を司法省に移管する(※「囚獄掛並捕亡徒場掛」を置き、「聴訟掛」及び「断獄掛」を廃止する)。

明治4年8月19日/1871年10月3日(※『提要』による)

府学(中小学校及び西洋語学所)を文部省に移管する。

明治4年8月23日/1871年10月7日(太政官より東京府へ達)(※『太政官御用留』による。『提要』には24日とあり)

長崎異宗徒取締事務を東京府に移管する(「異宗徒掛」を置く)(→明治5年2月失日、異宗徒改心の者男女40名を長崎に護送)。

明治4年8月25日/1871年10月9日(書記掛より訴所掛/各掛へ達)(※『庁中達』による。『提要』には27日とあり)

「訴所掛」を「庁掌所」(※「庁掌所掛」)に改める。

明治4年9月8日/1871年10月21日(書記掛より各掛へ達)(※『庁中達』による)

「物産掛」(※明治4年8月9日に市井掛に合併済)を廃止し、官員を邸宅掛に合併する。

明治4年9月13日/1871年10月26日(府兵掛へ達)(※『提要』による。『章程』には14日とあり)

「府兵掛」を「取締掛」に改める。

明治4年9月14日/1871年10月27日(各掛へ達)(※『庁中達』による)

元「郷村掛」及び「物産掛」(※いずれも明治4年8月9日に市井掛に合併済)を「租税掛」に改め、「出納掛」に合併する。

明治4年9月19日/1871年11月1日(達)(※『史料』による)

市民家業取調のため「用掛」を置く。

明治4年11月13日/1871年12月24日(太政官より東京府へ達)(※『提要』による。『職制』『史料』には14日とあり)

廃藩置県及び府県官制(太政官達第560号)にともない、東京府を廃止し、さらに東京府を置く。

明治4年11月23日/1872年1月3日(達)(※『史料』による)

「地券取調掛」を置く。

明治4年11月25日/1872年1月5日(貫属掛/戸籍掛へ達)(※『庁中達』による)

「貫属掛」を廃止し、その事務を戸籍掛に引き継ぐ。

明治4年12月2日/1872年1月11日(租税掛へ達)(※『庁中達』による)

出納掛に合併の「租税掛」を分かち別置する。

明治4年12月23日/1872年2月1日(※『提要』による)

「開墾掛」を廃止する。

明治5年

明治5年1月24日/1872年3月3日(※『提要』による)

「地坪掛」を置く。

明治5年1月25日/1872年3月4日(租税掛へ達)(※『章程』による)

「租税掛」を「郷村掛」に改める。

明治5年1月29日/1872年3月8日(取締掛へ達)(※『庁中達』による)

「取締掛」を廃止し、その事務を常務掛に引き継ぐ。

明治5年1月29日/1872年3月8日(営繕掛へ達)(※『庁中達』による)

「営繕掛」(※明治4年8月9日に邸宅掛に合併済)に「道路方」を置く。

明治5年2月2日/1872年3月10日(邸宅掛へ達)(※『庁中達』による)

「邸宅掛」を「地券掛」に改める。

明治5年3月7日/1872年4月14日(※『御達留』による)

「建築掛」を置く。

明治5年3月23日/1872年4月30日(庁掌所へ達)(※『庁中達』『提要』による)

「庁掌所」(※「庁掌所掛」)を廃止し、その事務を常務掛に引き継ぐ。

明治5年4月13日/1872年5月19日(※『提要』による)

書記掛に「編修課」を置く。

明治5年5月29日/1872年7月4日(※『提要』による)

「町会所」を廃止し、その事務を常務掛に引き継ぐ。

明治5年6月16日/1872年7月21日(※『提要』による)

常務掛の「社寺取調」を分かち「社寺掛」として別置する。

明治5年6月20日/1872年7月25日(※『提要』による)

各大区役所詰の「用掛」を廃止する。

明治5年7月9日/1872年8月12日(※『提要』による)

「建築掛」を廃止する(煉瓦石家屋建築の大蔵省への移管による)。

明治5年8月4日/1872年9月6日(※『御達留』による)

囚獄掛を分かち「徒場掛」を別置する。

明治5年8月12日/1872年9月14日(※『提要』による)

「府下学校掛」を置く。

明治5年8月13日/1872年9月15日(※『提要』『東京府史 行政篇 第一巻』による)

書記掛に「活版掛」を置く。

明治5年9月8日/1872年10月10日(各掛へ達)(※『庁中達』による)

「消防掛」を置く。

明治5年11月2日/1872年12月2日(※『提要』による)

「府下学校掛」を「学務掛」に改める。

明治6年

明治6年2月18日(各掛へ達)(※『庁中達』による)

庁中の分掛を次のように定める。

「庶務掛
等外(表番、上番、使方)、郷村取扱、戸籍取扱、地券取扱、社寺取扱、学務取扱、消防取扱
出納掛
雑税取扱、営繕取扱(道路取扱、水道取扱、測量取扱)、船改取扱
書記掛
編修取扱、活版取扱、式目取扱
運上所掛
囚獄掛
徒場掛」

明治6年2月28日(達)(※『庁中達』による)

「運上所」(※「運上所掛」)を「税関」(※「税関掛」)に改める。

明治6年2月28日(徒場掛へ達)(※『庁中達』による)

「徒場掛」を「懲役場」(※「懲役場掛」)に改める。

明治6年3月30日(※『提要』による)

「公債掛」を置く。

明治6年8月1日現在

庶務掛
等外(表番、上番、使方)、郷村取扱、戸籍取扱、地券取扱、社寺取扱、学務取扱、消防取扱
出納掛
雑税取扱、営繕取扱(道路取扱、水道取扱、測量取扱)、船改取扱
公債掛(M6.3.30)(※列次は「職員分課人員表」〈『庁中達』〉による)
書記掛
編修取扱、活版取扱、式目取扱
税関掛(M6.2.28)
囚獄掛
懲役場掛(M6.2.28)

明治6年10月30日(活版取扱へ達)(※『庁中達』による)

書記掛の「活版取扱」を廃止する。

明治6年12月25日(太政官より東京府へ達)(※『職制』による)

火災消防事務を司法省警保寮(後内務省所管)に移管する(※庶務掛の「消防取扱」を廃止すると判断した)。

明治7年

明治7年3月9日(※『提要』による)

出納掛の営繕取扱付属「測量取扱」を常務掛の「地券取扱」付属とする。

明治7年5月15日(達・書記掛より各掛へ)(※『庁中達』による)

「税関」を当府「支庁」と改め、従前通り外国事務を取り扱う(※明治9年10月9日廃止)。

明治7年6月5日(地券取扱付属測量取扱へ達)(『庁中達』による)

庶務掛の地券取扱付属「測量取扱」を「道路営繕並地券坪改」に改める。

明治7年8月1日現在

庶務掛
郷村取扱、戸籍取扱、地券取扱(道路営繕並地券坪改 M7.6.5)、社寺取扱、学務取扱
(等外)表番、上番、使方
出納掛
雑税取扱、営繕取扱(道路取扱、水道取扱)、船改取扱
公債掛
書記掛
編修取扱、式目取扱
囚獄掛
懲役場掛

明治8年

明治8年1月29日(船改取扱へ達)(※『章程』による)

出納掛の「船改取扱」を「庶務掛」に合併する。

明治8年6月3日(庶務掛/学務取扱へ達)(※『章程』による)

庶務掛の「学務取扱」を分かち「学務掛」として別置する。

明治8年8月1日現在

庶務掛
郷村取扱、戸籍取扱、地券取扱(道路営繕並地券坪改)、社寺取扱
(等外)表番、上番、使方
出納掛
雑税取扱、営繕取扱(道路取扱、水道取扱)
公債掛
書記掛
編修取扱、式目取扱
囚獄掛
懲役場掛
学務掛(M8.6.3)(※列次不詳)

明治8年12月13日(府知事より各掛へ達)(※『庁中達』による)

府県職制並事務章程に基づき、庁中の分課掛を次のように定める(分掛は12月14日)。

「庶務課
外国掛、戸籍掛、社寺掛、営繕掛、書記掛
勧業課
租税課
地券掛
学務課
編修掛
出納課
公債掛
囚獄掛
懲役掛」

明治8年12月19日(内務卿より府知事へ達)(※『職制』『草稿』による)

囚獄・懲役場の事務を警視庁に移管する(※「囚獄掛」及び「懲役掛」を廃止すると判断した)。

明治9年

明治9年1月12日(東京府庁例規)(※『府庁例規』による)

庁中の分課掛を次のように定める。

「庶務課
外務掛、戸籍掛、社寺掛、職務掛、編修掛
勧業課
租税課
堤防掛、道路橋梁掛、水道掛
出納課
公債掛、用度掛、営繕掛
学務課」

明治9年1月12日(上局より〔各課へ〕達)(※『庁中達』による)

「地券局」を置く。 *上局についての説明はこちらへ→上局

明治9年3月3日(上局より各課へ達)(※『提要』による。『章程』には5日とあり)

租税課の「堤防掛」「道路橋梁掛」「水道掛」を合併し「土木掛」に改める。

明治9年3月5日(府知事より庶務課/租税課/各課へ達)(※『章程』による)

庶務課の「外務掛」及び「戸籍掛」、租税課の「土木掛」を分かち別置する。

明治9年4月13日(上局より五課三掛へ達)(※『庁中達』による。『提要』には14日とあり)

府県職制に基づき、「庶務課」を「第一課」に、「勧業課」を「第二課」に、「租税課」を「第三課」に、「学務課」を「第五課」に、「出納課」を「第六課」に各々改める。

明治9年6月8日(上局より各課掛へ達・東京府庁例規)(※『庁中達』による)

庁中の分課掛を次のように定める。

「第一課
庶務科、職務科、記録科、受付科、社寺科、編修科
第二課
第三課
第五課
第六課
出納科、公債科、用度科、営繕科
外務掛
戸籍掛
戸籍科、定籍科、種族科、兵籍科
土木掛」

(明治9年6月12日から施行)

明治9年8月1日現在

第一課(M9.4.13、分科はM9.6.12)
庶務科、職務科、記録科、受付科、社寺科、編修科
第二課(M9.4.13)
第三課(M9.4.13)
第五課(M9.4.13)
第六課(M9.4.13、分科はM9.6.12)
出納科、公債科、用度科、営繕科
外務掛(M9.3.5)
戸籍掛(M9.3.5、分科はM9.6.12)
戸籍科、定籍科、種族科、兵籍科
土木掛(M9.3.5)
地券局(M9.1.12)

明治9年10月16日(上局より各課掛へ達)(※『章程』による)

各課の名称を旧に復す(明治9年10月20日から施行)。

明治9年10月30日(上局より各課掛へ達)(※『章程』による)

庶務課の「庶務科」及び出納課の「出納科」を「本課」に、戸籍掛の「戸籍科」を「本科」に各々改める。

明治9年11月29日(府知事より各課/地券局へ達)(※『府庁例規』による)

「地券局」を「地租改正科」に改め、租税課に置く。

明治9年12月19日(※廃止決定文書『明治自九年至十年 裁決雑綴 庶務課職務科』による)

戸籍掛の「種族科」を廃止する。

明治10年

明治10年1月18日(府知事より出納課へ達)

出納課の「営繕科」を廃止し、その事務を用度科に引き継ぐ。

明治10年1月19日(府知事より出納課へ達)

出納課の「公債科」を廃止し、「公債掛」を置く。

明治10年1月23日(※『東京府日誌』による)

庶務課の「編修科」を廃止し、その事務を記録科に引き継ぐ。

明治10年3月10日(※『東京府史 行政篇 第一巻』による)

庶務課に「河岸地取調別局」を置く。

明治10年3月26日(上局より各課掛へ達)

庁中の分課掛を次のように定める。

「庶務課
職務科、記録科、受付科、社寺科
勧業課
租税課
学務課
出納課
用度科
外務掛
戸籍掛
土木掛
測量科
公債掛」

(明治10年3月28日から施行)

明治10年6月30日(※『東京府史 行政篇 第一巻』による)

河岸地取調別局を租税課の地租改正科に移管する。

明治10年8月1日現在

庶務課
職務科、記録科、受付科、社寺科
勧業課
租税課
地租改正科(M9.11.29)(河岸地取調別局 M10.6.30)
学務課
出納課
用度科
外務掛
戸籍掛
土木掛
測量科
公債掛(M10.1.19)

明治10年10月30日(上局より各課掛へ達)

庶務課に「衛生科」を置く(受付科の後、社寺科の前)。

明治11年

明治11年8月1日現在

庶務課
職務科、記録科、受付科、衛生科(M10.10.30)、社寺科
勧業課
租税課
地租改正科(河岸地取調別局)
学務課
出納課
用度科
外務掛
戸籍掛
土木掛
測量科
公債掛

明治11年11月7日(上局より庶務課/各課掛へ達)

庁中の分課掛を次のように定める。

「庶務課
戸籍掛、衛生掛、社寺掛、職員掛、記録掛、受付掛
外務課
勧業課
租税課
学務課
会計課
用度掛
土木課
測量掛
公債課」

明治12年

明治12年5月9日(上局より各課へ達)

庁中の分課掛を次のように定める。

「庶務課
戸籍掛、衛生掛、社寺掛、職務掛、記録掛、受付掛
外務課
会計課
用度掛
租税課
地理掛
学務課
勧業課
土木課
測量掛
公債課」

明治12年5月10日(※『東京府史 行政篇 第一巻』による)

「火災保険取調掛」を置く。

明治12年7月23日(府知事より庶務課へ達)

庶務課衛生掛に「臨時別局」を置く(コレラ病に係る事務取扱)。

明治12年8月1日現在

庶務課
戸籍掛、衛生掛(臨時別局 M12.7.23)、社寺掛、職務掛、記録掛、受付掛
外務課
会計課
用度掛
租税課
地理掛、地租改正科(河岸地取調別局)
学務課
勧業課
土木課
測量掛
公債課
火災保険取調掛(M12.5.10)(※列次は『理事年表』による)

明治12年9月15日(府知事より庶務課へ達)

庶務課衛生掛の「臨時別局」を廃止する。

明治13年

明治13年3月11日(府知事より各課へ達)

庶務課の「衛生掛」を廃止し、「衛生課」を置く。

明治13年3月25日(上局より衛生課/各課へ達)

衛生課を公債課の次に列する。

明治13年4月2日(府知事より各課へ達)

租税課の「地租改正科」を廃止する。

明治13年5月1日(府知事より衛生課へ達)

衛生課の分掛を次のように定める。

「衛生課
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛」

明治13年5月12日(府知事より庶務課/各課へ達)

庶務課の「職務掛」を上局直轄に改める。

明治13年7月6日(府知事より土木課へ達)

土木課に「理事部」「工事部」を置く。

明治13年7月6日(府知事より河岸地取調委員/租税課へ達)

「河岸地取調別局」を廃止し、その事務を租税課に引き継ぐ。

明治13年8月1日現在

庶務課
戸籍掛、社寺掛、記録掛、受付掛
外務課
会計課
用度掛
租税課
地理掛
学務課
勧業課
土木課
理事部(M13.7.6)、工事部(M13.7.6)
公債課
衛生課(M13.3.11、掛はM13.5.1)
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛
職務掛(上局直轄 M13.5.12)(※列次は『理事年表』による)
火災保険取調掛

明治13年11月9日(府知事より各課掛へ達)

「東京市区取調委員局」を置く。

明治14年

明治14年8月1日現在

庶務課
戸籍掛、社寺掛、記録掛、受付掛
外務課
会計課
用度掛
租税課
地理掛
学務課
勧業課
土木課
理事部、工事部
公債課
衛生課
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛
職務掛(上局直轄)
火災保険取調掛
東京市区取調委員局(M13.11.9)(※列次は『理事年表』による)

明治14年9月14日(警視総監/府知事より郡区役所/戸長役場へ達)

「防火建築取調委員局」を置く(警視庁と東京府の両管)。

明治14年11月28日(府知事より火災保険掛/庶務課へ達)

「火災保険取調掛」を廃止し、その事務を庶務課に引き継ぐ。

明治15年

明治15年8月1日現在

庶務課
戸籍掛、社寺掛、記録掛、受付掛
外務課
会計課
用度掛
租税課
地理掛
学務課
勧業課
土木課
理事部、工事部
公債課
衛生課
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛
職務掛(上局直轄)
東京市区取調委員局
防火建築取調委員局(M14.9.14)(※列次は『理事年表』による)

明治15年10月25日(府知事より土木課へ達)

土木課の分掛を次のように定める。

「土木課
設計掛、道路堤防掛、家屋橋梁掛、水道掛、会計掛」

明治15年11月1日(府知事より各課掛へ達)

「調査掛」を置く。

明治15年11月16日(職務掛より各課掛委員局へ通知)

調査掛を職務掛の次に列する(※上局直轄と判断した)。

明治15年12月14日(第57号達・府知事より庶務課/各課掛へ)

「外務課」を廃止し、庶務課に「外務掛」を置く。

明治16年

明治16年1月31日(第3号達・府知事より各課掛へ)

「兵事課」を置く。

明治16年2月6日(職務掛より各課掛委員局へ通知)

兵事課を衛生課の次に列する。

明治16年6月29日(第32号達・府知事より各課掛へ)

租税課地理掛を廃止し、「地理課」を置く。

明治16年6月30日(第33号達・府知事より各課掛へ)

地理課を兵事課の次に列する。

明治16年8月1日現在

庶務課
外務掛(M15.12.14)、戸籍掛、社寺掛、記録掛、受付掛
会計課
用度掛
租税課
学務課
勧業課
土木課(掛はM15.10.25)
設計掛、道路堤防掛、家屋橋梁掛、水道掛、会計掛
公債課
衛生課
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛
兵事課(M16.1.31)
地理課(M16.6.29)
職務掛(上局直轄)
調査掛(上局直轄 M15.11.1)
東京市区取調委員局
防火建築取調委員局

明治17年

明治17年1月18日(第4号達・府知事より各課掛へ)

庶務課に「公園掛」「統計掛」を置く。

明治17年1月31日(庶務課長通達)

庶務課各掛の列次を次のように定める。

「庶務課
外務掛、戸籍掛、社寺掛、公園掛、記録掛、統計掛、受付掛」

明治17年5月2日(第14号達・府知事より土木課へ/第15号達・府知事より各課掛へ)

土木課の「道路堤防掛」を廃止し、「治水掛」「道路掛」を置く(治水掛は設計掛の次、道路掛は治水掛の次)。

明治17年6月4日(第36号達・府知事より各課掛へ)

「租税課」を「収税課」に改める。

明治17年6月6日(第37号達・府知事より各課掛へ)

収税課を庶務課の上に列する。

明治17年7月4日(第46号達・府知事代理大書記官より各課掛へ)

収税課の分掛を次のように定める。

「収税課
総務掛、地租掛、雑税掛、収納掛、地方税掛」

明治17年8月1日現在

収税課
総務掛、地租掛、雑税掛、収納掛、地方税掛
庶務課
外務掛、戸籍掛、社寺掛、公園掛(M17.1.18)、記録掛、統計掛(M17.1.18)、受付掛
会計課
用度掛
学務課
勧業課
土木課
設計掛、治水掛(M17.4.21)、道路掛(M17.4.21)、家屋橋梁掛、水道掛、会計掛
公債課
衛生課
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛
兵事課
地理課
職務掛(上局直轄)
調査掛(上局直轄)
東京市区取調委員局
防火建築取調委員局

明治17年9月12日(第50号達・府知事より各課掛へ)

土木課の「会計掛」を廃止する。

明治17年10月26日(第64号達・府知事より職務課へ/第65号達・府知事より調査掛へ)

「職務掛」を「職務課」に、「調査掛」を「調査課」に各々改める。

明治18年

明治18年8月1日現在

収税課
総務掛、地租掛、雑税掛、収納掛、地方税掛
庶務課
外務掛、戸籍掛、社寺掛、公園掛、職務掛、記録掛、統計掛、受付掛
会計課
用度掛
学務課
勧業課
土木課
設計掛、治水掛、道路掛、家屋橋梁掛、水道掛
公債課
衛生課
本務掛、医事掛、健康掛、病災予防掛、統計掛
兵事課
地理課
職務課(M17.10.26)(※列次は『理事年表』による)
調査課(M17.10.26)(※列次は『理事年表』による)
東京市区取調委員局
防火建築取調委員局

明治18年10月1日(第48号達・府知事より収税課へ/第49号達・府知事より各課へ)

収税課の分掛を次のように定める。

「収税部
本科
庶務掛、賦税掛、収納掛、地方税掛
検税科」

明治18年11月13日(第56号達・府知事より勧業課へ/第57号達・府知事より各課へ)

「勧業課」を「農商課」に改める。