農業センター

沿革・組織|農業センター

沿革・組織

小笠原は、東京から南に約1000kmの太平洋上にあり、年平均気温23℃、最低月平均気温は2月の18℃で、亜熱帯性気候に属します。
当センターは、1970(昭和45)年の設立以来、この気候を活かした農業の発展を目指して、熱帯・亜熱帯作物の導入・育成と生産技術の開発等の試験研究を行っています。
また、固有種を含む自生植物の増殖・保存等の試験研究を通じ、小笠原らしい景観の形成に寄与すると同時に、貴重な自然と共存する農業の確立を目指しています。
更に、生産者との意見交換会、講習会の開催、果実品評会等への協力などを通じて、農業経営の安定化を図る、普及啓発・技術指導を行っています。

島民や観光客の皆様に小笠原の自然と園芸植物を紹介するために、展示エリアを公開しています。
母島の営農研修所では、島内生産者に対し農業技術の普及・啓発、農業経営の改善・指導等を行っています。



沿革




明治 43年 父島二子、北袋沢地区に農産物試験場設置(国より東京府に所管換)
昭和 45年 二子、小曲地区に東京都農業試験地設立
46年 父島洲崎地区に東京都和牛放牧試験地設立
47年 小笠原亜熱帯農業センターに改組
母島字元地に営農研修所設立
53年 展示園開設
61年 母島字評議平に和牛放牧試験地を移転、畜産指導所に改組
平成 元年 展示温室開設
8年 管理作業舎完成
9年 小笠原亜熱帯農業センター本館改築
10年 ミスト・あみ室完成
11年 果樹鉄骨ハウス・花き栽培温室完成
15年 野菜鉄骨ハウス増設・農業用水貯水槽増設
21年 果樹鉄骨ハウス完成
24年 展示エリア再整備
27年 ストロングハウス6棟整備
30年 母島字評議平の畜産指導所を閉所



施設及び圃場等



土地: 小笠原亜熱帯農業センター 189,000平方メートル
(うち展示園 20,000平方メートル)
営農研修所 14,400平方メートル
試験栽培施設: 小笠原亜熱帯農業センター 2,680平方メートル
温室・鉄骨ハウス 8棟 1,849平方メートル
ビニールハウス 12棟 778.9平方メートル
展示・保存(植栽)植物: 小笠原亜熱帯農業センター 96科 538種
シダ植物 11科  23種
種子植物(裸子植物) 4科   5種
種子植物(被子・単子葉植物) 17科 214種
種子植物(被子・双子葉植物) 64科 296種
営農研修所 83科 796種
シダ植物 5科  13種
種子植物(裸子植物) 2科  2種
種子植物(被子・単子葉植物) 16科 355種
種子植物(被子・双子葉植物) 60科 426種



組織



所 長 1名
研究員 3名
技能主任 1名
専門職会計年度任用職員(農芸員) 5名
営農研修所(母島) 所 長 1名
研究員(母島) 1名
技能主任(母島) 1名
専門職会計年度任用職員(農芸員)(母島) 2名
15名

※令和2年4月現在

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