小笠原の農水産物

小笠原の農作物

小笠原の農作物

パッションフルーツ マンゴー パパイア 島レモン
ブンタン バナナ ゴレンシ ドラゴンフルーツ
バンレイシ科の果樹 コーヒー トマト シカクマメ
オクラ ジャガイモ トウガラシ

パッションフルーツ

  • パッションフルーツの実
  • 時計の文字盤のような花が咲く「トケイソウ」の仲間で、爽やかな香りと甘酸っぱい味が魅力の果物です。小笠原で最も多く生産されている作物で、主に「台農1号」という品種が栽培されています。生果の他にも、ジャムやジュース、島のラム酒を使ったパッションリキュール等、加工品も豊富です。
    ★1~7月

マンゴー

  • マンゴーの実
  • 「味は諸果の王」と言われ、程よい甘みと酸味のある果物です。小笠原では「アーウィン」という品種が多く栽培されています。輸入物と違って、樹の上で完熟したものを収穫しますので、味が濃厚です。栽培の歴史も長く、山中には、戦前に植えられた木が巨木になって残っています。
    ★7~8月

パパイア

  • パパイアの実
  • 皆様ご存知のトロピカルフルーツの代名詞です。小笠原では、赤肉で香りの良い「サンライズ」という品種が主に作られています。完熟した果実は手頃なフルーツとして、また、未熟な果実(青パパイア)は野菜として、島の食卓を賑わせています。
    ★周年

レモン

  • 島レモンの実
  • 小笠原で栽培されているレモンは、戦前に南太平洋の島(テニヤン島と言われています)から導入されました。マイヤーズレモンの一系統で、菊池レモンともいいます。さわやかな香りが特徴で、皮が青いうちから食べることができます。焼酎の水割りに島レモンを浮かべた「水レモン」が絶品です。ジャムやカードといった加工品も作られています。
    ★9~12月(時季外れあり)

ブンタン

  • ブンタンの実
  • 小笠原の気候はブンタン栽培にぴったりで、人の頭ほどの大きさの濃厚な味の果実が出来上がります。収穫後、香りが強くなるまで熟させたものは絶品です。小笠原では、「平戸ブンタン」と「晩白柚(バンペイユ)」という品種が主に作られています。
    ★12~2月

    ※小笠原には他に、オレンジやタンカン等もあります。小笠原の強い太陽と独特の土壌に育まれ、他所とは一味違う果実に育ちます。

バナナ

  • バナナの実
  • 小笠原で栽培されている主な品種は「キング」といって、酸味のある濃厚な味と引き締まった果肉が特徴です。外国産のバナナが多く出回る以前から日本で食べられてきた品種で、懐かしい味わいがあり、「島バナナ」として親しまれています。
    ★周年

ゴレンシ

  • ゴレンシの実
  • 輪切りにすると星型であることから、「スターフルーツ」と呼ばれています。黄色く完熟したものはみずみずしく甘味があり、目と口で楽しめる楽しい果実です。小笠原では年に3回ほどの収穫があります。
    ★ほぼ周年

ドラゴンフルーツ

  • ドラゴンフルーツの実
  • 一見、怪獣の卵のような極彩色の不思議な果物です。正体はサボテンの実。月下美人の仲間なので、夜中に白い大輪の花を咲かせます。果肉は品種により純白や鮮やかな赤紫色等で、とてもジューシーです。冷やしてそのまま、または冷凍庫でシャーベットにして楽しめます。
    ★7~10月

バンレイシ科の果樹

  • バンレイシ科の果樹の実
  • 小笠原では、「バンレイシ(シャカトウ)」「トゲバンレイシ(シャシャップ)」「アテモヤ」(写真左から)といったバンレイシ科の果樹も栽培されています。白くて甘い果肉はミネラルやビタミンを多く含んでいます。そのまま食べたり、ジュースにしたり、凍らせてシャーベットにします。
    ★バンレイシ:6~10月
      トゲバンレイシ:6~10月・1~3月
      アテモヤ:10~12月

コーヒー

  • コーヒーの実
  • 小笠原では明治時代に栽培が試みられ、「コーヒー山」という地名が今も残っています。大変貴重な「純国産」コーヒーは、この地を訪れた人だけが味わえる、まさに秘境の味です。
    ★周年

トマト

  • トマトの実
  • 「島トマト」として親しまれている小笠原のトマトは、燦燦と輝く太陽のもと、冬から春が旬となります。何も加えなくても蜂蜜のような甘みがあり、苦手な人でもフルーツ感覚で楽しめます。普通玉の他、ミニトマトや中玉(ミディトマト)も栽培しています。
    ★12~5月

シカクマメ

  • シカクマメの実
  • 熱帯原産のマメで、Winged Beenという英名のとおり、サヤに4枚の翼のようなヒダがついた独特な形をしています。亜熱帯における夏季の野菜不足を解消するため、導入、育成されました。小笠原では、'ウリズン'という品種が主に栽培されています。 若いサヤをてんぷらやおひたし、ごま和え、ベーコン巻きなどにして食べます。
    ★5~10月

オクラ

  • オクラの実
  • 小笠原で栽培されているオクラは、八丈島から導入された丸莢の品種です。長さが15cmほどになってもやわらかく、生で食べることができます。 てんぷらや、細かく刻んで玉子焼きに入れるなど様々な調理法がありますが、軽く湯がいてそのまま食べても美味です。
    ★6~10月

ジャガイモ

  • ジャガイモの実
  • 「ジャガイモと言えば北海道」というくらい涼しい地域の農産物のイメージですが、亜熱帯の島・小笠原でも栽培されているのはちょっと驚きです。収穫時期は内地とは違って春です。赤い小笠原の土で育まれたジャガイモは、とても味が濃くてホクホクした食感です。
    ★3~5月

トウガラシ

  • トウガラシの実
  • 小笠原で作られている主なトウガラシは、「硫黄島トウガラシ」と呼ばれるものです。火山列島の硫黄島から持ち込まれたとされていますが、詳細は不明です。果実は一般に小さく、非常に辛いです。お刺身を食べるときに、醤油に1・2こ入れて食べるのが小笠原流。ほかにも、このトウガラシを練りこんだ味噌や酢などが島のお土産として商品化されています。
    ★6~11月

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