漁業調査指導船「興洋」

"小笠原"はどんなところ?

  •  東京から南へ約1,000㎞離れた小笠原諸島。内地と小笠原を結ぶ
    唯一の交通手段は、概ね6日に1便、東京の竹芝桟橋から片道24
    時間かけて運航される定期船「おがさわら丸」、通称「おが丸」
    に限られています。小笠原諸島で人が住んでいる島は父島と母島

    の2島ですが、ここでは赴任場所となる"父島"を中心にくらしと魅力を紹介します。

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小笠原のくらし

気候・天気

 年間を通じて気温の変化が小さいので過ごしやすく、最高気温は夏で32度、冬で20度くらいであり、真夏は内地より気温が低いです。ただ、日差しは強く、湿気は多いです。ちなみに、海開きは1月1日で日本一早く、ほぼ1年中泳ぐことができます。

公共交通機関

 島内は公共交通機関は村営バスのみです。多くの人が自家用車、バイク、自転車で移動しています。ほとんどの施設は中心部にあり、島内の主要スポットは車やバス15分程度で行くことができます。

通信環境

 光ファイバーが開通しており、インターネットは快適に利用できます。また、島内中心部の生活エリアでは、スマートフォン等も問題なく快適に利用できます。

食料品・日用品

 中心街に商店が2~3店舗あり、ここで食料品や日用品を購入できます。商品は1週間に1回程度のおがさわら丸で入荷されますが、入荷日は1週間のうちで最も商店が混雑します。また、多くの島民はインターネット通販を利用しており、ほとんどの物が手に入ります。

医療機関

 村営の診療所と民間の歯科医院があり、島内で一般的な診療を受診することができます。これらで対応できない怪我や病気の患者が発生した時には、自衛隊のヘリ・飛行機等で内地の病院へ搬送されます。

教育・子育て

 父島には小学校、中学校、高校のほか、保育園などの託児施設もあります。東京の島しょの中では子供も多く安心して子育てできる環境です。また、習い事の種類も、太鼓、フラダンス、英会話、スポーツ全般と多く、子供たちがのびのびと活動しています。

趣味・娯楽

自然豊かで、釣り、ダイビング、トレッキングを趣味にしている方が多く、スポーツや楽器などのサークル活動も盛んに行われています。飲食店も充実しており、お酒をたしなむ方も多くいます。

小笠原の魅力

  • 小笠原諸島は、最後の秘境や楽園といわれる"世界自然遺産"の島です。

    ボニンブルーといわれる透明で碧い海、クジラやウミガメ、彩り豊かな珊瑚や魚。山や森には、小笠原だけで見られる固有種の植物や鳥。夜空を見上げれば満点の星空が迎えてくれます。

    市街地には南国らしいハイビスカス・バナナ・ヤシの木があり白い砂浜も目の前です。

    散策スポットはたくさんあり、のんびりリフレッシュすることができます。
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  • 小笠原ならではの生活環境もあります。

    内地から移住してきた人たちの寛容な島民性もあり、お互いに助け合う雰囲気があります。生活サイクルは、曜日ではなく、おがさわら丸の入出港に合わせて回っています。

    もう一つの有人島である「母島」は、父島から定期船「ははじま丸」で2時間です。

    自然がさらに豊かで固有種も多く、父島とは一味違う魅力があります。

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