世界自然遺産小笠原諸島
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肉食プラナリア(ニューギニアヤリガタリクウズムシ)の侵入・拡散防止の取り組み

小笠原の自然

東京都の取り組み - 肉食プラナリア(ニューギニアヤリガタリクウズムシ)の侵入・拡散防止の取り組み

東京都では、肉食プラナリア(ニューギニアヤリガタリクウズムシ)の侵入・拡散を防ぐため、関連機関と連携し、普及啓発の取り組みを行っています。

小笠原諸島のカタツムリ

ヌノメカタマイマイ(写真提供 東北大学 千葉聡)

小笠原諸島には、外来種を除くと106種の陸産貝類(カタツムリの仲間)が生息しており、そのうち100種が固有種で天然記念物に指定されています。それぞれ独自の色や形、生活様式を備えており、生き物が進化して行く過程を表す、世界的にも大変貴重な存在です。

カタツムリの捕食者

その貴重なカタツムリの仲間が父島では絶滅に瀕しています。この主な原因は外来種であるニューギニアヤリガタリクウズムシ(肉食性プラナリアの一種)による捕食が原因だと考えられています。ニューギニアヤリガタリクウズムシの駆除は困難で1回侵入を許してしまうとたちまち広がってしまいカタツムリの仲間に大きな影響を及ぼします。幸いなことに小笠原諸島では父島以外にニューギニアヤリガタリクウズムシの侵入は現時点では確認されていません。

ニューギニアヤリガタリクウズムシ
カタツムリ(外来種)を捕食中

ニューギニアヤリガタリクウズムシの拡散を防止するために

小笠原諸島の父島以外の島へニューギニアヤリガタリクウズムシ拡散を防止することは、小笠原固有のカタツムリを守るために大変重要なことです。父島から母島や属島に行く際には、父島からニューギニアヤリガタリクウズムシを持ち出さないため、下のような対策を行うことが効果的です。皆様のご協力をお願いします。

1.
靴の泥を落とす。 靴についている泥の中にニューギニアヤリガタリクウズムシやその卵が含まれている可能性があります。父島から母島や属島に行く際には、まず靴の泥を落としましょう。
2.
洗った靴を海水に浸す ニューギニアヤリガタリクウズムシは、塩分や乾燥に弱いと言われています。泥を落とした靴を海水に浸すことが有効です。さらに乾燥させると万全です。

泥落しマットを設置しています

ニューギニアヤリガタリクウズムシの拡散を防ぐため、靴の泥落しマットを次の場所に設置しています。母島に行く際にはご利用をお願いします。

  • 父島二見港ははじま丸休憩所(券売所)前
  • 母島沖港船客待合所
父島二見港 乗船時泥落しマット
母島沖港 ははじま丸下船時

事業協力

  • 小笠原総合事務所国有林課
  • 環境省小笠原自然保護官事務所
  • 小笠原村
  • 小笠原村観光協会
  • 小笠原村母島観光協会
  • 小笠原海運(株)
  • 伊豆諸島開発(株)
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