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田園空間博物館 八丈島地区
八丈島の農業・農村を支える水の現状と伝承「離島の水循環」
集落農園の全景
復元された水田(集落農園)
八丈島の位置

八丈島地区の概要

 本地区では、平成12年度から八丈町が実施主体となり、農林水産省の補助を受け、田園空間整備事業が進められています。主な計画は、集落農園整備(体験農園)が0.6ヘクタール、集落水辺環境整備(親水公園)が1.5ヘクタール、農道整備が1.4キロメートルです。
 補助率は、国が2分の1、都が4分の1、八丈町が4分の1です。
 事業期間は、平成12年度から平成18年度を予定しています。
 

地域農業開発の歴史

 八丈島は、島中央部の平坦地や島南部にかけて農業地帯が形成され、現在その多くが畑地です。しかし、かつて、島中央部には、西暦1600年代に開拓された伊豆諸島唯一の水田地帯が広がっていました。連作障害の出やすいフリージアなどは、この地域で水田を利用した冠水栽培を行って、障害を回避しています。
 一方、島北部の富士山周辺地域では、フェニックス・ロベレニーなどの観葉植物やフリージアなどの花卉が栽培され、これを東京市場や海外などに出荷し、多くの生産額をあげています。また、この地域は、土壌条件や水利条件が悪いので、中腹での牧場利用や耐乾性があり砂礫土壌に適したアロエが西側斜面地で栽培され、化粧品材料などに利用されています。
 
フェニックス・ロベレニー
フェニックス・ロベレニー
フリージア
フリージア
アロエ
アロエ

田園空間整備のコンセプト

 「離島の水循環」 離島という海域に囲まれた閉鎖区域でありながら、河川流域に比較的めぐまれた、八丈島の水利用とその伝承を将来に向けて保存・継承し、実物大の博物館として整備を行い、地域の活性化を図ります。

活動計画

 小中学生を対象とした社会見学、農産物のPRを目的とした産業祭・市民交流会、水棲動植物観察会、体験農園での田植え・収穫祭、田園風景の散策などを計画しています。
子供達に農業体験の場が提供できます
子供達に農業体験の場が提供できます
水辺環境整備(親水公園)で水とふれあう
水辺環境整備(親水公園)で水とふれあう
散策路として農道を整備し、観光と生産性の高い農業を実現
散策路として農道を整備し、観光と生産性の高い農業を実現

運営主体

 八丈島田園空間整備運営委員会

サテライト施設(展示物)

 島には、農の歴史や文化に関するたくさんの施設がありますので、ほんの一部を紹介します。
島の水利用を物語る遺跡「水守」
島の水利用を物語る遺跡「水守」
農業用水を守ると言われる「根田原神社」
農業用水を守ると言われる「根田原神社」
地下水利用のための「まいまいず井戸」 
地下水利用のための「まいまいず井戸」 
昔の佇まいを展示した「ふるさと村」
昔の佇まいを展示した「ふるさと村」
水の獲得歴史がわかる「歴史民俗資料館」
水の獲得歴史がわかる「歴史民俗資料館」
島酒づくりの功績をたたえた「島酒の碑」
島酒づくりの功績をたたえた「島酒の碑」
農業用ため池
農業用ため池
玉石垣
玉石垣
末吉水碑
末吉水碑
平成16年度の活動
 平成15年度の集落農園の完成後、平成16年度は田植えや稲刈りの体験作業を行いましたので、紹介します。
小学校の総合学習による田植え体験
小学校の総合学習による田植え体験
農業後継者が田植え
農業後継者が田植え
田植え作業
地域住民参加の田植え体験
地域住民参加の田植え体験
八丈島伝統の「田植え踊り」
6月12日には、八丈島の伝統「田植え踊り」も披露されました。
稲の様子1
稲は、すくすく成長していきました。
稲の様子2(7月12日)
7月12日の様子
稲の様子3
稲の様子4(8月5日)
8月5日の様子
アイガモ農法を開始
アイガモ農法も始めました。
人気者のアイガモ
島の子供たちの人気者に
10月23日の収穫祭
10月23日に収穫祭を行いました。
脱穀にチャレンジ
子供たちも脱穀にチャレンジ
子供たちも一生懸命にお手伝い
子供たちも一生懸命お手伝い
たわわに実った稲穂
収穫後は田んぼの横で交流会
収穫後は田んぼの横で交流会
たのしい餅つき
餅つきも楽しみました。

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