(支庁の風/平成17年1月号掲載)
八丈島空港で平成16年11月22日、不法侵入・ハイジャック防止及び消火救出訓練をおこないました。
空港では、日頃から危機管理には十分注意を払っておりますが、平成16年4月に羽田空港のフェンスを車で突き破り、航空機が飛び交う滑走路を傍若無人に走り回った事件が発生しました。
この事件を教訓に、更なる安心で安全な空港管理をおこなう為、都営空港では初めてとなるハイジャックを想定した訓練を警察・消防・航空局・八丈支庁をはじめとする関係16機関で行いました。
訓練内容は
最初にトラックで空港内に浸入した犯人が拳銃と爆発物を持って航空機をハイジャックし、羽田へ飛ぶように要求
その後、犯人は取り押さえられた際に爆発物を投げつけ、航空機火災が発生し化学消防車等による消火の実施
最後に負傷者の救出・応急処置の実施
の3部形式で行い、その他の各機関も連携し、通報訓練や事故現場の保存等実際の事故を想定した訓練となりました。
これからも空の玄関口、利用者の足として、安全で安心な空港管理の運営に努めていきますので、皆様のご協力をお願い致します。
東京都八丈支庁 代表 04996-2-1111
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