東京都が、全国初の、新たなろう教育に関する特区計画の申請へ
  平成19年1月、東京都は、手話を中心にした「バイリンガルろう教育」を可能にする申請(構造改革特別区域計画の認定申請)を行うこととしました。

 現行の学習指導要領では、耳の不自由な子どもについて、補聴器の装着と読唇、発声指導などにより、会話の習得をめざすとされています。
しかし、この方法では、障害の程度によって、十分対応できない場合がありました。

 一方、NPO法人の運営する「龍の子学園」(品川区)では、フリースクールとして、手話を基本言語として、日本語の読み書きや各教科の教育を行う教育(バイリンガルろう教育)を実践してきました。

 このような取組により、現行のろう教育に加えて、聴覚障害を持つ子どもに対する教育の選択肢が増えることになります。

 そこで、東京都では、教育の選択肢が増える点に鑑み、バイリンガルろう教育を行う私立学校設立を可能にするため、独自の教育課程の認定を国に求める申請(構造改革特別区域計画(教育特区)の認定申請)を行うこととしたものです。

 今後、国から認定を受けた後、龍の子学園は私立学校の設立認可を東京都に申請し、平成20年4月に開校する予定です。