住居喪失不安定就労者の実態に関する初の調査の結果が公表されまし
 平成19年8月28日、厚生労働省から、「住居喪失不安定就労者の実態に関する調査」の結果が公表されました。
 この調査は、平成19年6月から7月にかけて、全国の24時間営業のインターネットカフェやまんが喫茶等を対象に、住居を失いインターネットカフェやまんが喫茶等の店舗で寝泊まりしながら不安定就労に従事する「住居喪失不安定就労者」等の実態を明らかにすることを目的として行われたものです。
 以下では、主な調査結果についてご紹介します。


 住居喪失不安定労働者等の規模

1 ネットカフェ等を週の半分(3〜4日程度)以上オールナイト利用する「常連的利用者」である住居喪失者は全国で約5,400人、そのうち住居喪失短期労働者は約1,700人と推計されました。
2 地域的には、東京23区内において、
   住居喪失者              約2,000
   住居喪失非正規労働者         約1,400人
   (=住居喪失短期労働者+長期非正規)
 と推計しています。


 住居喪失非正規労働者の状況
 東京における住居喪失非正規労働者について、最も多かった回答でみた今回の調査結果は、次のとおりです。
1 性別  男性:92.5
2 年齢  35歳以上:60.9
3 学歴  高校卒業:48.6
4 オールナイトの利用頻度  週に3〜4日程度:36.3
5 住居喪失理由
  仕事を辞めて家賃等を払えなくなったため:34.2
6 住居喪失期間  1年〜3年未満:21.9
7 住居確保の希望・活動
  住居を確保したいが具体的な活動・努力はしていない:50.0
8 住居確保に当たっての問題
  アパート等の入居に必要な初期費用(敷金等)を貯蓄できない:
                             64.4

9 ネットカフェ等がなかった場合の寝泊りの場所
  サウナ、カラオケ、ファーストフード等の深夜営業店舗:26.7
10 就業状況  生計を立てるための仕事をしている:98.6
11 就業形態
  派遣以外のアルバイト、パート、契約社員等
           (1日ごとの有期雇用):53.1
12
 職種  建設関係:43.8
13
 1か月の収入額(平均額)  11.3万円
14
 将来の生活に対する気持ち  将来のことが漠然と不安:28.1


 調査結果の詳細につきましては、厚生労働省のウェブサイト(こちらをクリックしてください。)をご覧ください。