男女平等参画に関する世論調査(平成23年5月)


 東京都による「男女平等参画に関する世論調査」の結果がまとまりました。この調査は、家庭、職場、学校教育等における男女の地位の平等感、仕事と生活の調和など、さまざまな分野における男女平等参画に関する都民の意識を把握し、今後の施策推進の参考とすることを目的として実施しました。
 調査結果のポイントは次のとおりです。
○男女平等参画に関する意識

・男女の地位の平等感−『男性の方が優遇されている』のトップは、「社会通 念・習慣・しきたりなど」70%(平成13年調査より7ポイント減)「法律や制 度」39%(同15ポイント減)の変化が大きく、「全体として」は59%(同13 ポイント減)
・政策や方針の決定過程に女性の参画が少ない理由「男性優位の組織運営であ るから」が50%(同3ポイント減)女性が職業を持つこと−「継続して職業を もつ方がよい」が44%でトップ
○結婚観
配偶者に期待すること−「お互いの個性、能力、希望を尊重して協力し合える」50
○仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)
ワーク・ライフ・バランスを進めていくべきか−『賛成』89%(平成20年調査より9ポイント増)賛成する理由は、「仕事以外の生活を充実させることは仕事の意欲にもつながるから」が58
○女性の人権が尊重されていないと感じること
・「職場における差別待遇(採用・昇格・賃金など)」が56%でトップ(平成  11年より9ポイント減)
・「男女の固定的な性別役割分担意識(『男は仕事、女は家庭』など)を押しつ けること」52

○男女間の暴力
配偶者間の暴力のイメージ−『そう思う』のトップは、「配偶者に暴力を振るう加害者は罰せられるべきだ」が85%、『そう思わない』は、「もとは夫婦げんかなので、警察や役所が介入することではない」が74%でトップ
・身近な男女間の暴力の状況−家族、友人など身近な人の中で、配偶者等から身体に対する暴力を受けている人、または過去に受けていた人が「いる」23
・暴力を受けた際の相談機関の存在を「知っている」63

○男女平等参画社会の形成に向けた行政への要望
 ・「保育・介護の施設やサービスを充実する」が67%でトップ
・「育児や介護等でいったん仕事をやめた人の再就職を支援する」と「育児や介護中であっても仕事が続けられるよう支援する」が、ともに61%で続く。