第19回人権理事会における北朝鮮人権状況決議の採択(平成24年3月)
 1.  平成24322日、スイスのジュネーブで開催された第19回国連人権理事 会において,我が国及びEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が,初めて無投 票で採択されました(採択は5年連続5回目)。
 2.  本決議では,拉致問題を含む北朝鮮における様々な人権侵害に深刻な懸念を  表明し,北朝鮮人権状況特別報告者の任期を一年延長することを決定しまし  た。
 3.  北朝鮮の人権状況改善のためには,国際社会が連携して,北朝鮮に対して具  体的行動の働きかけを継続することが重要です。本決議により北朝鮮人権状  況特別報告者が継続して活動し,拉致問題を含めた北朝鮮の人権状況改善の  ために貢献することが期待されています。
 4.  我が国としては,北朝鮮が,拉致問題の早期解決を含めた人権状況の改善
 や,北朝鮮人権状況特別報告者の受入れを含めた国際社会との協力に向け具
 体的な行動をとるよう引き続き強く求めていく考えです。


(参考1)投票結果
 今回,初めて無投票で採択された(ただし,中国,ロシア,キューバは,コンセンサス  から離脱。)。昨年は,賛成30票,反対3票,棄権11票で採択された。

(参考2)人権理事会
 20063月の国連総会で採択された決議に基づき,国連における人権問題への対処能  力強化のため,国連総会の下部機関としてジュネーブに設置。理事国数は47か国から構  成される(アジア13,アフリカ13,ラテンアメリカ8,東欧6,西欧7)。なお,我が国  は,人権理事会設立以来,20116月まで理事国を務めていたが,規定上,3期連続で理  事国となれないため,現在は理事国ではない。


関連サイト http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/3/0323_02.html