子ども虐待による死亡事例等の検証結果(第8次報告の概要)及び児童虐 待相談対応件数等(平成24年7月)

1 子ども虐待による死亡事例等の検証結果

  児童虐待防止法に基づき、虐待による死亡事例等の検証を「社会保障審議会 児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」で実施。この度第 8次報告を公表。
  対象は平成22年4月1日から平成23年3月31日までの子どもの虐待死事例。
(1)対象期間に発生又は表面化した
    心中以外の虐待死事例は 45例(51人) (21年度:47例(49人))
    心中による虐待死事例は  37例(47人) (21年度:30例(39人))
(2)心中以外の虐待死事例で死亡した子どもの年齢は、0歳が23人(45.1%)  と最も多く、3歳以下が43人と8割超を占めている。
(3)地方公共団体と国への提言のうち主なものは、
 ・虐待の発生・深刻化予防のための医療機関等の関係機関と連携・協働した支  援の充実
 ・児童相談所と市町村における体制整備と専門性の確保

2 平成23年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数

平成23年度中に、全国206か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件 数は59,862件(速報値)で、これまでで最多の件数となっている。

3 親権に係る制度見直しの施行状況(平成24年4月〜6月)

平成24年4月から、改正民法・児童福祉法が施行され、親権停止制度が創設 されたほか、法人又は複数人の未成年後見人が選任できるようになった。
  平成24年4月〜6月に全国の児童相談所長が行った家庭裁判所に対する親権 停止の審判の申立ての実績は、6自治体で7事例。法人又は複数人の未成年後 見人の選任申立ての実績は無かった。

関連サイト http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002fxos.html