平成24年「賃金構造基本統計調査(全国)」の結果(平成25年2月)

厚生労働省が発表した調査によると、2012年のフルタイムで働く女性の平均賃金は前年比0.5%増の月額233,100円と、2年連続で過去最高を更新した。男女間の賃金格差も過去最小に縮まった。女性の賃金水準は12年は7割を超えた。

「賃金構造基本統計調査」は、全国の主要産業に雇用される労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数および経験年数別などに明らかにすることを目的として、7月に実施している。
 今回は、全国の賃金についての集計結果で、対象は、抽出された10 人以上の常用労働者を雇用する民間の64,610 事業所のうち、有効回答を得た49,230 事業所。 

 <調査結果のポイント>

1 一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金(月額)()

  ()男女計の賃金は297,700 (前年比0.3%増)、男性では329,000 ( 0.2%増)、女性では233,100 (0.5% 増)でそれぞれ前年を上回って   いる。
 
  ()「学歴別」でみると、男性では、大学・大学院卒および高校卒で前年を下回っている(大学・大学院卒398,600 円 前年比0.2%減、高校卒285,700 円 同0.2%減)女性では、大学・大学院卒で前年を下回り(282,700 円 同0.2%減)、高校卒で前年を上回っている(200,400 円 同0.4%増) 

  ()「企業規模別」でみると、男性では、大企業(常用労働者1,000 人以)
380,600 円、企業(100999 ) 316,500 円、小企業(1099 )282,200 円となっている。女性では、大企業が258,100 円、中企業が231,700 円、小企業が210,200 円となっている。
  
  ()「産業別」でみると、賃金が最も高いのは、男性では金融業,保険業(465,300 )、女性では教育,学習支援業(310,500 )となっている。最も低いのは、男性ではサービス業(他に分類されないもの)(262,600 )、女性では宿泊業,飲食サービス業(188,100 )となっている。
  
 (
)「雇用形態別」でみると、男性では、正社員・正職員が343,800 円(前年比1.2%増)、正社員・正職員以外が218,400 円(同1.7%減)となっている。女性では、正社員・正職員が252,200 円(同1.4%増)、正社員・正職員以外が174,800 円(同1.5%増)となっている。

2 短時間労働者の賃金(1時間当たり)()

男性は1,094 円(前年比0.2%増)で、女性は1,001 円(同1.3%増)となっている。

 ()6月分として支払われた所定内給与額の平均値(1は月額、2は時間額)。なお、所定内給与額とは、毎月支払われる給与から時間外労働、深夜労働、休日労働などに対する手当を差し引いた額で、所得税などを控除する前の額をいう。

関連サイト

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2012/dl/12.pdf