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取組みのポイント
沖電気工業株式会社は、1996(平成8)年に社会貢献推進室を設置し、障害者の就労支援を取組みテーマのひとつにした。2年後の1998(平成10)年に、(社会福祉法人)東京コロニーの「IT技術者在宅養成講座」修了生3名を雇用し、完全在宅勤務チーム「OKIネットワーカーズ」を発足させた。
2003(平成15)年8月現在、13名を雇用しており、障害者の社会への参画を促す活動となっている。 |
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沖電気工業株式会社の概要
1881(明治14)年に日本初の通信機器メーカーとして創業。現在では全世界に展開し、通信システムだけでなく情報システム、電子デバイスといった分野で最先端テクノロジーと製品を提供。
資本金は約678億6千万円、従業員数は、約6,100名 |
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沖電気工業株式会社の取組み
(1)社会貢献推進室と「OKIネットワーカーズ」
「良き企業市民として真に豊かな社会の実現に向けて、考え、行動し、共感を得る社会貢献活動を実践する」ことを基本理念に、1996(平成8)年沖電気工業(株)に社会貢献推進室が設置された。この社会貢献推進室の取組に「重度障害者の就労支援」があげられ、1998(平成10)年重度障害者による完全在宅勤務チーム「OKIネットワーカーズ」が誕生した。
「OKIネットワーカーズ」の社員は、パソコンとインターネットを駆使してソフトウェア関係の仕事をしている。
当初は3名でスタート、現在は13名※ でチームを組んでいる。全員上下肢に障害がある。会社に通勤するのではなく、在宅勤務という形態をとっている。沖電気工業(株)としては、本人の習得技術や障害の度合いにあわせた勤務形態であると考えている。
社員13名のうち、11名は社会福祉法人東京コロニーの「IT技術者在宅養成講座」(2年間)の卒業生である。
メンバー間の連絡や顧客との打合せ、納品などは、主にメールと電話・FAXなどを利用して行う。各自のスキルを活かし、顧客とのコミュニケーションを大切にして業務に取り組んでおり、仕事が丁寧という評価を受けている。
| ※「OKIネットワーカーズ」発足後、5年経過したが、現在まで1人も辞めておらず、全員定着している。 |
(2)「OKIネットワーカーズ」の仕組み
社員は、沖電気グループの各社(現在5社)の在宅勤務契約社員(契約は6月ごとに更新)として採用され、給与は時給で支払われる。人事・労務・マスコミ対応などのトータルマネジメントは社会貢献推進室が行い、「(株)沖ヒューマンネットワーク」(2000年6月設立)の事業開発チームが、「コーディネーター」として各所属会社等から仕事の注文を受付け仕事のマネージメントもする。(図参照)
メンバーは、仕事の開始時に、開始メールを、終了時には勤務報告メ−ルを「コーディネーター」と各社の人事・労務担当者へ送付する。それがタイムカード代わりとなる。
「コーディネーター」の主な役割は、以下のとおりである。
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[1] メンバーの能力や勤務形態に合った仕事をグループ各社や外部の企業から
発掘すること。
[2] 請け負った仕事をメンバーの能力や負荷の状況により配分し、品質や納期に
対して責任を持つこと。
[3] メンバーの技術やビジネスマナー向上等の教育計画の立案及び実施(特に
新人の教育は自宅訪問とメンバーによるOJT等で顧客に信用が得られるよう
な厳しい指導を実施)。
[4] 「コーディネーター」なしでメンバーが仕事の遂行ができるような環境を構築す
ること。 |
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