定期サロン、その他イベントの活動紹介

中野区 来らっせしらさぎ(平成24年度の記事を再録)

避難してきた方が安心して生活できるように仮設集会所でサロン活動

 中野区にある都営鷺宮住宅の仮設集会所を会場に活動しているサロン「来らっせしらさぎ」。今回はサロンの運営に携わる中野区社会福祉協議会の職員とサロンのスタッフの皆さんにお話をうかがいました。

Q1 サロン開設までの経緯を教えてください。
写真:手作りの看板と一緒に!
A1
 中野区社会福祉協議会では、東京都の補助を受けて、東日本大震災によって中野区に避難されている皆さまに安心して生活していただけるよう孤立化防止事業を展開しています。その活動の一つとして、避難者の皆さまと地域の方々との交流の場(サロン)を鷺宮住宅の敷地内にある仮設集会所に、2011年の9月16日オープンしました。

Q2 活動内容を教えてください。
写真:クリスマス飾り作りの風景
A2
 活動日は毎週金曜日の10時~15時です。サロンでは、地方紙の閲覧やパソコンでインターネットができるほか、あたたかいコーヒーにお菓子や手作りのお漬物などを囲んで交流をしています。サロンの雰囲気は、スタッフとして避難者の方にもご協力いただいているので、とてもアットホームな雰囲気です。
 また、季節感を感じられるような活動や、地域で活動されている方や団体からのご協力により、色々なイベントも行っています。2011年の12月には色とりどりの折り紙を使ってクリスマス飾りを作りました。お子さんから大人まで手軽に楽しめ、かわいい飾りができたと好評でした。その他にも、保健師や弁護士による専門相談を毎月行っています。


避難してきた方と地域の方が集まり、さらに交流を深められる場所を目指して

Q3 サロンはどのように利用されていますか? 
写真:お茶をしながらみんなで交流
A3
 毎回平均30人位のご利用があります。
 活動時間の10時から15時までの間は自由に出入りができるので、皆さん、ご都合の付く時間に来ていただいています。小さなお子さん連れのお母さんが来られたり、幼稚園帰りに寄られたりなどもします。男性も集まって男同士の話が弾んでいますね。
 お昼頃から午後にかけては家事が一段落したり、用事を済ませた方が集まって賑わいます。最近ではみんなでお弁当を持ち寄って一緒にお昼ご飯を食べるときもあります。


Q4 今後の目標や課題などありますか。
A4 区内には鷺宮地区以外の場所に避難されている方も多くいらっしゃいますので、そうした方々も交流できるような場を企画したり、他にも、仕事相談や生活相談会を開くなど、幅広く支援ができるような活動をしていきたいと思っています。
また、サロンは避難されてきた方と地域の方との交流をさらに深める場にしていけたらと考えています。

Q5 最後に職員、スタッフから一言
A5 「ここに来ると皆に会えてホッとする」「色々話せたり、何かやったりと楽しい」「知り合いが増えて、道であっても話せるようになった」など、皆さんの輪が広がっていることをうれしく感じています。スタッフも一緒になって楽しみながら、明るく元気な場を提供しているサロン「来らっせしらさぎ」。避難されてきた方も地域のみなさんも、ぜひお気軽にご参加ください!

豊島区 巣鴨さろんカモノス(平成24年度の記事を再録)

心も体もホッとできる憩いの場

 現在、豊島区内には、被災県から約200名の方が避難生活を続けています。避難生活が長期化する中、豊島区社会福祉協議会では、避難者同士が気軽に相談や意見交換できるサロンを区内に2か所開設し、活動を続けています。
 第4回目は、そのうちの一つ「巣鴨さろんカモノス」をご紹介いたします。サロンのスタッフでご自身も福島県からの避難者である小畑善昭さん、今野喜美子さんと、サロンの参加者皆さんにお話を伺いました。

Q1 活動場所と日時を教えてください。
写真:空き店舗を利用したガラス張りのサロン
A1
 JR巣鴨駅から徒歩5分のところにある巣鴨地蔵通り商店街の空き店舗を利用して活動しています。活動日はいつでも立ち寄れるように週5日(13時?17時)。定休日の木曜日と日曜日以外は、毎回スタッフが2名常駐しています。
 避難者の孤立を防ぐほか、地域住民の方たち(町会、民生委員、災害ボランティア)との新たな交流を図りながら、区内の生活に慣れてもらえるように、2011年の10月から活動を始めました。
 サロンのスタッフには臨時職員として、区内の避難者もいますので、いつもアットホームな雰囲気。初めて利用する人でも気兼ねなく立ち寄ることができる憩いの場になっています。

Q2 活動内容を教えてください。
写真:お茶会、情報交換の様子
A2
"カフェスペースで、自由にお茶会や情報交換"
 一時帰宅してきた人から故郷の様子を教えてもらったり、区内の情報などをみんなで話しています。サロンには新聞や各種支援情報のほかパソコンも設置されているので、都内をみんなで散策する際に、地図や路線検索できるので、とても役立っています。
"地域の大学生との新しい交流も"
 都内をみんなで散策する、カモノスの恒例行事 "お散歩会"。2012年の7月からは東洋大学社会学部の学生さんたちと一緒に散策するようになり、年代が違う同士の新しい交流が始まりました。祖父母と孫のような年齢差の人もいますが、おしゃべりしたり、お散歩したりと楽しい時間を一緒に過ごしています。
写真:"千川サロンゆうゆう"との合同クリスマス会
"イベントも盛りだくさん"
 そのほか季節に応じたイベントも随時開催。年末には、区内のもう一つのサロン「千川サロンゆうゆう」と合同で手作りクリスマス会を開催。区内の避難者50名ほどが参加し、手巻き寿司や手作りピザを堪能しながら、参加者同士、交流を楽しみました。また、当日は東洋大学社会学部の学生さんや町会関係者、民生委員の方も参加していただき、日頃お世話になっている地域の皆さんとの親交もさらに深まりました。

Q3 サロンをどのように利用されていますか?
写真:スタッフ、避難者の方、みんなで手作り(クリスマス会)
A3
"家だと一人きりでさみしいですが"
 ここに来れば誰かに会えるのでホッとできます。みんなで集まって、イベントに行ったり都内を散策するのも、楽しみのひとつになっています。とても一人ではできないことです。(楢葉町 女性)

"サロンに顔を出すことが、日課になっています"
 サロンに参加しているときは、気持ちが滅入ることもなく、被災者であることを忘れられます。先が見えなくて不安な気持ちは変わりませんが、ここではみんなと笑って話せて、明るい気持ちになれます。(富岡町 女性)
写真:東洋大学の学生さんが漫才を披露(クリスマス会)
"都内でも、お互い顔が分かる関係に"
サロンをきっかけに、東京にもお互い顔が分かって安心して話せる人がたくさんできました。(富岡町 女性)

Q4 スタッフから一言
写真:サロン通信"笑顔" 活動の様子を詳しく紹介
A4
 サロンが開設されて1年が過ぎましたが、毎日毎日が明日に向けて、復興への心の支えとなっております。
 サロン周辺は、とげぬき地蔵など観光スポットもたくさんありますので、観光や買い物と合わせてお気軽にご利用ください。また、豊島区内の2つのサロン(巣鴨さろんカモノス、千川サロンゆうゆう)の活動は、隔月で発行しているサロン通信"笑顔"でもご紹介しています。ぜひこちらもご覧下さい。
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S8000844(at)section.metro.tokyo.jp
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