八重根漁港では、現在あおがしま丸母港化に向け、岸壁の延伸工事を行っています。その整備方法はケーソン工法と呼ばれるもので、「ケーソン」と呼ばれる鉄筋コンクリート製の大きな箱を東京港から海に浮かべ、現地まで曳航(えいこう)して据え付けます。
今回据付を行ったケーソンは、延長約15m、幅約16m、高さ約9mで、重さが約1466tもあります。ケーソンを据付ける為には、比較的海が穏やかな日が数日間続かなければ施工が難しく、海象条件が非常に重要となってきますが、5月13日無事に据付が完了しました。
あおがしま丸母港化に向けた岸壁の延伸は、今回のケーソン据付が最後となり、今後は岸壁付け根部の改良、岸壁までのアクセス道路等、引継ぎ工事を行っていく予定です。
岸壁の延伸により港の機能の益々の向上を目指しておりますので今後とも港湾、漁港工事へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
曳航状況
据付状況
据付完了