所蔵資料(アーカイブズ)を読む 第10回 明治初年の時鐘~東京に響く西洋の「時」

「時の鐘」(ときのかね)という言葉をお聞きになったことはありますか。江戸時代、人々に時刻を知らせるために打った鐘で、江戸では日本橋本石町、上野寛永寺、芝切通しなど10か所に置かれたといいます注1

「江戸」が「東京」となった明治初年の頃、こんな時の鐘が打たれていたことが記録に残っています。早速読んでみましょう。

  1. 小木新造ほか編『江戸東京学事典』(1987年12月、三省堂)。時期により位置や数は変動した(浦井祥子『江戸の時刻と時の鐘』2002年2月、岩田書院)。

目次

  1. 資料
    東京府文書「鐘打方書上 差配人代善兵衛よりホテル時鐘打方御尋に付打数鉄砲洲御役所へ申上」明治元年(1868)『諸綴込』 (請求番号 605.A4.14) 資料情報へのリンク
  2. 資料の解読/読み下し例
  3. 資料解説

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【資料】

東京府文書
「鐘打方書上 差配人代善兵衛よりホテル時鐘打方御尋に付打数鉄砲洲御役所へ申上」明治元年(1868)『諸綴込』(請求番号 605.A4.14)

「鐘打方書上 差配人代善兵衛よりホテル時鐘打方御尋に付打数鉄砲洲御役所へ申上」画像1 「鐘打方書上 差配人代善兵衛よりホテル時鐘打方御尋に付打数鉄砲洲御役所へ申上」画像2

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