「時の鐘」(ときのかね)という言葉をお聞きになったことはありますか。江戸時代、人々に時刻を知らせるために打った鐘で、江戸では日本橋本石町、上野寛永寺、芝切通しなど10か所に置かれたといいます注1。
「江戸」が「東京」となった明治初年の頃、こんな時の鐘が打たれていたことが記録に残っています。早速読んでみましょう。
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東京府文書
「鐘打方書上 差配人代善兵衛よりホテル時鐘打方御尋に付打数鉄砲洲御役所へ申上」明治元年(1868)『諸綴込』(請求番号 605.A4.14)